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印刷

【重要】書籍印刷とは?
大切なポイントを徹底解説!

2024-03-12

「書籍印刷とはどういった意味で使われる?」
「書籍の印刷時で大切なポイントはなにかある?」
「書籍印刷をする際に知っておくべきポイントはなに?」

一昔前までは本を作るのは難しい、書籍を印刷するのは一握りの人だけなんて時代もありました。
しかし今では印刷技術も進歩や個人での出版が当たり前になってきていることから、書籍印刷に興味を持つ人が増えてきています。
ですが、書籍印刷を検討するものの、不安を感じて先延ばしにしてしまったり、基本的な内容に不安を感じてしまい書籍印刷を敬遠してしまう人もいるようです。
そこで今回は書籍印刷とはといった基本的な部分から、知っておくべき大切なポイントについて解説していきたいと思います。
はじめての人でもわかりやすく解説をしていきますので、ぜひ個人で書籍印刷を検討している人も当ページを参考にしてみてください!

書籍印刷とは?

それでは書籍印刷とはといった基本について触れていきましょう。
シンプルな項目に分けて解説をしていきますので、ぜひ各項目に目を通してみてください。

書籍・単行本の印刷

まず書籍印刷とは、一言で表すならば書籍・単行本の印刷を指します。
当たり前といえば当たり前ですが、文字通り「本を作るための印刷」をしていき、最終的に「製本」までの工程として捉えている人が多いです。
最近では電子書籍などパソコンやタブレットでまとめたテキストを「電子書籍化」する人もいますが、書籍印刷は紙の媒体ならではのメリットも多く存在します。

書籍印刷が特別なことだとイメージしている人もいるのですが、書籍や単行本を作るための「印刷工程」のようにイメージするとわかりやすいかもしれませんね。

書籍の種類は様々

書籍や単行本の種類ですが、これは本当に様々です。
出版社を通してビジネス書やハウツー本、また思想書などを発行するイメージを持つ人も多いようですが、個人でも書籍印刷を活用する人は増えてきています。
例えば料理や手芸、ガーデニングや鉄道など趣味に関しての書籍印刷であったり、カジュアルな小説の印刷などのために活用する人もいます。
最近では自費出版などを本格的に利用する人も増えてきているので、多くのジャンルで個人での書籍印刷の依頼も増加傾向にあるのです。
ちなみに一般的な基準はあるものの、レイアウトもある程度は自由であり、またサイズ・原稿用紙、製本タイプなども様々に対応できるケースもあるため、個人でも書籍印刷に興味を持つ人、活用する人が増えてきているのですね。

書籍印刷で知っておくべきポイント

ここからは書籍印刷で知っておくべきポイントについて触れていきたいと思います。
特に知らずとも問題ないと思うポイントもあるかもしれませんが、知っておくことで印刷や製本時の選択肢の幅がグッと広がるもの!
書籍印刷でこだわる人はどこまでこだわるのか、などについても知ることができますので、本を作成したいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。

箔押し加工

まず書籍印刷でのこだわりポイントとして、箔押し加工が挙げられます。
これは本のタイトルや著者名、またロゴなどに箔を押すことで華やかに仕上げる加工です。
定番のゴールドやシルバー、またブラックなどいくつかの箔の色を選び、表紙にインパクトを与える際に有効です。
また箔をのせずにデコボコだけをつける「空押し」なども、表紙にインパクトを与える手法の1種だと言えるでしょう。
少し厚めのビジネス書などで表紙の文字がへこみ箔があり、高級感を感じたなんて経験がある人もいるのではないでしょうか。
この箔押し加工はブックカバーやブックケース、または紙以外のビニールクロスに対応したりと様々な表紙素材の加工に使われる手法でもあります。
ただ表紙自体の色を箔にあわせなければならず、また箔押しをすると場合によっては逆に文字が見えにくくなることもあるため、一般的な書籍印刷ではジャンルに合わせて採用するかを検討することが大切なポイントでもあると覚えておきましょう。

ブックカバー製作

次にブックカバー作成、これも書籍印刷で大切なポイントです。
これは表紙を保護するカバーであり、多くの人がイメージしやすいものではないでしょうか。
紙の書籍の場合は基本的にブックカバーが付いていることが多く、ブックカバー自体で書籍の印象がグッと変わってくるもの!
インパクトあるブックカバー、シンプルなブックカバーなど種類はいくつもありますが、水や汚れに強いPP加工などを行うと高級感もアップするため採用する人もいます。
ちなみにブックカバーのデザインに悩んでしまう人もいるようですが、このあたりは一人で考えすぎずに、書籍印刷の依頼を検討しているサービス・会社へ相談をしてみるのが良いでしょう。

背表紙の追加

また書籍印刷で重要なポイントとして、背表紙の追加なども挙げられます。
背表紙は意外と簡単だと思われがちですが、ページ数や紙の厚さから幅を算出して、幅と縦サイズにあわせて文字の大きさ・フォントなどを配置する必要があります。
この背表紙の追加が丁寧かどうかでも書籍の印象が変わってくるため、このあたりも書籍印刷の依頼を検討しているサービスへの相談をすることが大切だと言えますね。
どのレベルでの書籍印刷を考えているか、コストはどのぐらいかにもよりますが、もし背表紙の追加を考えている場合は、一度詳しく相談をしてみることをおすすめします。

見返し加工

さらに書籍印刷で大切な見返し加工についても触れていきましょう。
見返し加工とは、表紙・裏表紙の内側に紙を貼り付けて、本文の先頭や最終ページにも同じ用紙を入れて本を補強する加工です。
また補強以外に装飾をする意味合いもあり、様々な色合いや紙の質感なども含めてこだわる人もいます。
とは言え書籍印刷での見返し加工は、こだわりすぎるとコストもかさんでしまうので補強、及び少しのアクセントのような形で取り入れるのがスマートでしょうか。
もちろん書籍を印刷・製本するジャンルによってはこだわりが必要なケースもあると思いますが、どこまでこだわるか、見返し加工を入れるかなどは念入りに検討することをおすすめします。

PP加工

最後にPP加工についても触れていきましょう。
PP加工とは紙の表面に薄い透明なフィルムを貼る加工です。
何となくイメージできる人もいるかもしれませんが、フィルムで保護される形となるため、表紙の強度が上がり、水や汚れがしみにくくなります。
子供用の絵本をイメージすると、光沢のあるフィルムのような加工が表面にしてあるのをイメージできる人もいるかもしれませんね。
光沢のあるクリアタイプの加工、落ち着いた質感であるマットタイプの加工、そしてレザー調のデコボコとした表面のエンボスタイプ加工の3種類が存在します。
このPP加工を書籍印刷で意識する人は少ないかもしれませんが、上記のようにジャンルなどによっては加工を検討したほうが良いケースもあると覚えておいてください。

書籍印刷は基本的なポイントを知った上で依頼

今回は書籍印刷とはといった基本的な部分、そして知っておくべきポイントなどについて解説をしてきました。
・書籍を印刷して、場合によっては製本までの工程を指す
・昔と違い個人で気軽に書籍印刷を活用する人も増えている
・今では製本工程で少しこだわって本を加工する人も増えている
上記のように気軽に書籍印刷をできる時代だからこそ、自費出版をする人も増えていますし、本格的な自費出版ではなくても気軽に趣味で書籍印刷を依頼する人も増えているのです。
とは言え箔押し加工やブックカバー製作などこだわりすぎてはきりがないため、基本的な工程で書籍印刷を依頼する人も多いもの!
もちろんこだわっての作成も製本後に愛着が湧くものですが、書籍印刷のコストに差が生まれるためどこまでこだわるかは人それぞれでしょう。
他にも当ページで解説してきた様々な装飾や加工を過程に組み込むと、その分コストも上がりますので自身の要望にあわせて選択するのがスマートです。
もし書籍印刷で悩んでいる人は一度気軽に問い合わせなどを活用しつつ、予算や仕上がりなども含めてざっくりと確認をしてみるのも良いのではないでしょうか。
書籍印刷についての流れを把握しておくことで、実際に依頼をする際に非常にスマートに依頼をすることができます。
また自分が望む書籍印刷の場合、どの程度の予算が必要で、どのぐらいの期間で仕上がるのか。
そのあたりを確認しておくこともとても大切なポイントですので、ぜひ気軽に問い合わせをしてみることをおすすめします。

                                   
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