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印刷

出版印刷とは?
具体的な種類や商業印刷との違いも解説!

2024-03-07

「出版印刷とは商業印刷とは違うの?」

「出版印刷の種類について教えてほしい!」

「出版印刷の内容について詳しく知りたい!」

最近では電子書籍などを利用する人も増えてきていますが、今も変わらず紙の印刷・製本・出版の需要は高いものです。

むしろ印刷技術の向上やコスト面でも利用しやすくなっているなどのメリットもあるため、個人の方でも出版印刷を利用する人は増えています。

だからこそ当ページをご覧の方の中にも企業や事業で出版印刷を検討している人もいれば、個人での出版印刷を考えている人もいるかもしれませんね。

そこで今回は出版印刷とはといった基本的な部分について解説をしつつ、具体的な種類や商業印刷との違いなどについても触れていきたいと思います。

そもそも出版印刷とは?

それでは「そもそも出版印刷とは?」といった基本的な部分から解説をしてきましょう。

気になる人も多い商業印刷との違いや自費出版などについても触れていきますので、ぜひ各項目を参考にしてみてください。

商業印刷との違いは?

まずは商業印刷との違いについて解説していきましょう。

この部分は人によって言葉の定義、意味の捉え方が異なりますが、基本的には「商業印刷は企業や団体の事業活動に使われる印刷物」を指すものだと考える人が多いです。

例えば自社の会社案内やカタログ、取扱説明書・マニュアルなどが商業印刷に該当する、と考えると何となくのイメージがしやすいかもしれませんね。

他にも社史や社内報、事業報告書なども商業印刷になるので、「事業活動全般」に関わる印刷物が商業印刷であると覚えておくとわかりやすいでしょう。

ちなみにクレジットカードや商品券などの発行は「証券印刷」、そして包装紙や建築材料などは「特殊印刷」などに該当するなど、様々な印刷分野が存在するのです。

それに対して「出版社」が関わり、企画や制作費を負担して出版するのが名前の通りの出版印刷です。

書店の小説や漫画、参考書やビジネス書などをイメージすると、どこかの出版社が関わっているのがイメージできると思います。

ちなみにこれらは出版印刷でもあり「商業書籍・商業出版」でもあります。

とは言え馴染みのない方が商業印刷との違いについて明確にわけてイメージするのが難しいため、出版社が関わっている場合は出版印刷に該当すると覚えておくと良いかもしれませんね。

自費出版も出版印刷

ちなみに出版印刷の中には自費出版も含まれます。

著者自らが書籍の制作費を負担する形である自費出版なので、出版印刷に含まれるのか疑問を感じる人もいるかもしれません。

ですが、基本的に書店などに流通させるためには取次と呼ばれる取引工程が必要となるため、書店に並んでいる本は自費出版も含めて出版社を通していることがほとんどです。

もちろん趣味製作の本や同人誌などの二次創作なども自費で印刷をして、それを販売する場や委託などを使い販売することもあるでしょう。

ただ自費出版の場合であっても出版社を通すことで企画や印刷、そして流通をスムーズに行い、そして多くの人の手に渡るようなマーケティングが可能になるのです。

もちろん有名な週刊少年◯◯などの週刊誌、また月刊誌などの大手出版社では、編集者が選んだ一部の著者の書籍しか発行・出版をしませんが、今は自費出版を請け負っている出版社もいくつか存在します。

ある程度の費用を負担することで自由度の高い印刷・製本・出版が可能になるため、出版印刷として自費出版を活用する選択肢もあると覚えておいてください。

今ではセルフブランディングのために自費出版を検討する人も増えてきているため、もし自費出版を検討している方は気軽に三共グラフィックにご相談ください。

出版印刷の種類を解説

ここからは出版印刷の種類について解説をしていきたいと思います。

先に挙げたように編集者や出版社から打診があっての出版印刷、そして自費出版なども含めた出版印刷にはどのような種類があるのか。

大まかな種類・ジャンルをピックアップして解説していきますので、これから出版印刷を検討している人は参考にしてみてください。

一般書籍

まず出版印刷の種類として一般書籍が挙げられます。

この一般書籍も人によって捉え方が異なりますが、小説やビジネス書など文章がメインの書籍をイメージするとわかりやすいでしょうか。

有名な出版社から打診があり発売される一般書籍もあれば、ビジネス書やノウハウ関連の書籍、また小説などを自費で出版印刷するケースもあります。

写真などをメインとせずに印刷をする一般書籍はロット次第でコストを抑えることもできますので、個人が自費出版をしやすいジャンルとも言えるでしょう。

コミック

次に出版印刷の種類の1つとしてコミックにも触れていきましょう。

最近では電子書籍などを楽しむ人も増えてきていますが、やはり紙媒体での展開をメインとしつつ、紙と電子書籍の両方で展開するケースも増えてきています。

一般的な本屋さんで販売されているような形式であったり、カバーやカラー印刷なども含めて印刷をして出版をする流れが理想的ですね。

また本格的な出版印刷としてではなく、趣味の同人誌などの一般的なコミックの厚みで小ロット書籍として印刷・製本希望などの需要もあります。

大手出版社で連載からのコミック発売だけではなく、もう少し自由な形での出版印刷の選択肢を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

雑誌

また雑誌などを出版印刷するケースについて触れていきます。

雑誌には色々なジャンルがありますが、これから本格的な雑誌や趣味のムック本(雑誌風の単行本)を印刷・製本したいと考えている人もいるかもしれませんね。

今では誰もがしっかりと色補正をしつつ高級感あふれる雑誌を印刷・製本・出版することが可能です。

もちろん用紙やカラー、カバーへのこだわりなども含めると、必要な費用に違いが出るものですが、予算に応じて雑誌の出版印刷を行うことも可能!

どの程度の規模感で雑誌の印刷・製本・出版を考えているかにもよりますが、小ロットでの製本などでお悩みの方も、ぜひお気軽に三共グラフィックへご相談ください。

文庫本

そして文庫本の出版印刷についても解説していきましょう。

文字中心のモノクロ印刷物を考えている人もいれば、適度なカラーを入れたいと考えている人もいるかもしれませんね。

先のコミックなどと同じように文庫本を出版したいと考えている人は多く、ビジネス系や趣味全開のニッチな内容で文庫本を出版したいと考えている人もいるようです。

そうなるとロット数で悩む人も多いのですが、今では印刷方式次第では小ロットでもコストを抑えた文庫本の印刷・製本が可能となっています。

もちろんこだわる内容によっては費用がかかるケースもありますが、思っているよりも手頃な費用で文庫本の出版印刷を実現できる人も少なくないため、しっかりした文庫本を作りたいと思っている人は見積もりから確認をしてみてはどうでしょうか。

写真集

最後の写真集の出版印刷についても触れていきます。

写真集は印刷時にも製本時にもこだわりが必要で、品質に大きな影響が出るため本格的な出版印刷を検討している人も多いのではないでしょうか。

本格的な出版印刷をする場合はもちろん、個人として出版印刷を考えている場合にも画像補正やカラーマネジメントなどは非常に重要なポイントです!

またコストを重視するオンデマンド印刷、プロ仕様の品質を求めるオフセット印刷など、印刷方式でも品質が変わってくるためどのぐらい力を入れて出版印刷をしたいかを考えながら進めていくことも大切なポイント!

写真集の出版印刷を考えている人こそ、事前の打ち合わせが重要なポイントですので、このあたりでお悩みな方も不明な点を気軽に三共グラフィックまで相談ください。

知れば意外と身近な存在である出版印刷

今回は出版印刷とはといった基本について触れつつ、商業印刷との違いや具体的な種類の一例についても解説をしてきました。

⚫︎シンプルに出版社が関わるものが出版印刷

⚫︎自費で出版社を通すケースも出版印刷の1

⚫︎一般書籍やコミック、写真集などジャンルは様々

出版印刷という言葉で敬遠してしまっている人もいるかもしれませんが、今では出版業界以外の個人からでも印刷や製本、そして流通を含め出版印刷としての依頼を受けてくれるサービスは増えてきています。

もちろんある程度の費用は必要になりますが、場合によっては思ったよりもコストを抑えての自費出版・出版印刷が実現できたなんて声も多いため、大切に温めた作品を世に送り出すことを諦める必要はありません!

特に企画やジャンルの面で出版社に持ち込んで採用されるのは難しいかもしれないと悩む人、またブランディングなどのために自費である程度の規模の出版印刷をしていきたいと考えている人は、お気軽に三共グラフィックに相談くださいませ。

高品質で高効率な印刷・加工・製本で好評な三共グラフィックで、大切な作品を世に送り出していきましょう!

                                   
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