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ワックス加工

ワックス加工

ワックスによる紙、紙器、プラスチックフィルム、あるいはそれらの積層品への加工。ワックス加工の方法としては表面塗工法、浸透加工法、積層貼合せ加工法がある。表面塗工法では薄紙加工品、折りたたみ式カートン加工品、段ボール加工品などがつくられ、クラッカ・クッキー・スナック包装などの柔軟包装、バター・マーガリン・ベーコン・アイスクリームなどのパッケージ、紙コップなどにつかわれている。浸透加工法では段ボールの含浸品がつくられ、冷凍肉、冷凍野菜、果実などの包装用途につかわれている。積層貼合せ加工法では紙/紙、紙/プラスチックフィルム、紙/アルミ箔などの積層品がつくられ、ビスケット・キャンディ・スナックフード包装、バター・マーガリン包装、チューインガム・ドロップ・コーンフレーク包装、固形スープ包装などの用途に使われる。ワックス加工によって耐湿性・耐水性・耐油脂性などの機能が付加される。

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