GUIDE
平面ガラス板上に平凸レンズ(凸面を下)をのせ、光がレンズの主軸に対して平行に入射したときに、接点を中心として生じる同心円状の縞模様のこと。この模様はレンズの下側の面から反射する光と、ガラス板から反射してくる光との間に干渉が起こり、光が打ち消し合うところは暗く、強め合うところは明るくなって生じる干渉縞である。スキャナでは透過原稿をドラムに巻き付ける際に、原稿とドラム面との間に発生しやすく、これを防止するために、パウダーや流動パラフィンなどが使用される。