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難燃紙

難燃紙

難燃性をもたせた紙。難燃紙の用途はほとんど壁紙用であり、防火壁紙の裏打ち紙として使用されている。難燃紙には、石綿・ガラス繊維などの無機繊維を主配合した紙と、無機のリン系、含窒素系化合物、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウムなどの粉末を水溶液の含浸、または内添して難燃性を付与した紙がある。一般的には、難燃紙はサイズプレスで難燃薬品を塗工してつくる。難燃薬品は変性澱粉と難燃剤として、スルファミン酸グアニジン・リン酸グアニジン・スルファミン酸アンモンなどが使用される。

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