GUIDE
GUIDE
紙の製造において、不透明性、白色度、平滑性、柔軟性、吸油性、重量などを向上させる目的で配合される材料。主に鉱物質の粉末で、クレー(白土)類、カオリン、タルク(滑石)、炭酸カルシウム、二酸化チタンなどがあり、粒径、形状、硬度、白色度、平滑性などの特性を考慮し、製造する紙の種類に応じて適したものが選定される。パルプに対する添加率は、下級印刷用紙では0~10%、上質紙では10~20%、グラビア用紙では15~30%程度。過度に添加すると、紙力・表面強度の低下、サイズ度の低下などをまねく。