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直接捺染

直接捺染

布に色のりを印捺した後、発色させて模様に染色する方法。印捺には凸版・凹版・孔版・平版で直接、布に印刷する方法があるが、孔版のスクリーン捺染が主流である。色のりはでんぷんのり、合成のり、アクリルエマルションなどののり材と顔料分散体の色材を混合したものである。また、インクジェット方式を利用した製版工程のない無版捺染システムが実用化されている。インクは紙用インキに比べ2~4倍の高い染料濃度をもちい、綿や絹などへは反応性染料、ナイロンなどへは酸性染料、ポリエステルなどへは分散染料のインクを使用する。このインクジェット捺染システムは布の前処理と印捺済み布の後処理(発色処理)が必要である。

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