GUIDE
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もともとは欧米の印刷業界において編集者が印刷会社に文書体裁(組版の仕方)を指示する際に、直接紙原稿に書き込んでいた記号(マーク)のことです。広義には「データの要素を識別するためにつける文字列(マークアップ)」の意味合いで用いられることが多く、一般的にタグコードとワイドアングルブラケット(<>)によって構成されます。DTP関連のソフトウエアでは書体や段落書式などの組み体裁指示に使用しており、たとえばQuark XPressではワイドアングルブラケットでデータを囲むことにより段落の書式や上付き文字などの文字属性を指定しています。その他、タグはSGMLやXMLとよばれる「電子文書の共有と交換のための文書データ記述言語」やHTMLとよばれる「Webページ記述言語」においても使用されています。