GUIDE
示温インキに使用される顔料。現在、コレステリック液晶、金属錯体、メタモカラーの3種類が知られている。金属錯体による変色は前項に説明した。コレステリック液晶は温度による結晶構造の変化で発色する。メタモカラーは単独では発色しないロイコ染料を顕色剤や変色温度調整剤とマイクロカプセル化したもの。変色温度調整剤の作用でロイコ染料と顕色剤との変色温度が変化する。