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コロナ放電

コロナ放電

電子写真プロセスにおいて、感光体への帯電,紙へのトナー転写,残留トナーや感光体の除電などを行うために必要な電荷発生方法として、コロナ放電が使用されます。コロナ放電を発生させるためには、細いタングステン線を電極とし、アースの取れた金属板を対向電極として、両極間に4~10kVの直流高電圧を印加することが必要です。電子写真プロセスでは感光体が対向電極になるため、感光体が帯電されます。コロナ放電はこの他に、ポリエチレンフィルムやその他プラスチックフィルムの表面処理や、印刷用紙の帯電防止にも利用されます。光沢ラミネートでは、箔押しなど後加工がある場合に両面処理のフィルムが使用されます。

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